青森県津軽地方の郷土料理として知られる「貝焼き味噌」。

奥羽の宴では、その素朴で温かみのある味を本場のスタイルで再現しています。

大きなホタテの貝殻を器に使い、味噌・出汁・卵・具材を合わせて火にかける、青森ならではの一皿です。

津軽の食卓に根付いた伝統の味

貝焼き味噌は、青森県の津軽・下北地方で古くから親しまれてきた家庭料理。

かつてはホタテの貝殻を鍋の代わりに使い、味噌と魚介を煮込んで作ったのが始まりといわれています。

シンプルながら、貝の出汁と味噌の香ばしさが絶妙に調和する、青森を代表する郷土の味です。

ホタテ貝を器に、香ばしく焼き上げる

奥羽の宴では、新鮮なホタテの貝殻に味噌と出汁を入れ、火にかけてゆっくりと温めます。

そこへ卵を落として軽くとじると、ふんわりとした食感とまろやかな味わいに。

味噌の香ばしさと貝の旨みが一体となった、心まで温まる味わいに仕上げています。

素朴なのに深い、青森の家庭の味

貝焼き味噌は、家庭ごとに具材や味付けが少しずつ違う“おふくろの味”。

奥羽の宴では、ホタテの旨みをベースに、味噌の甘みとコクを引き立てる絶妙なバランスで仕上げています。

ご飯にもお酒にも合う、優しいけれど力強い味が特徴です。

東北の地酒との相性も抜群

熱々の貝焼き味噌に、青森の地酒を一杯。

味噌の香ばしさと日本酒のすっきりとした旨みが重なり、ほっとするようなひとときを演出します。

秋葉原にいながら、青森の冬の食卓を感じられる一皿です。